今日は貴金属加工のオーダーのピアスのご紹介です。
Cantartonで霊気の講座を受けられたSさんから
ご相談をいただいた事から始まりました。
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Sさんは自分の守護存在(守護霊)と少し交流ができる方です。
その中でも特に必要になった時、オーダーが入るといいますか、
Sさん自身に欲しいという欲求が高まり
今回は「リーディングでピアスが必要な気がしてならない」とのことでした。
ただ何のために欲しくなるかがよくわからない状態でした。
Cantartonでのリーディングオーダーは
「こういう目的の物」と決められてから
リーディングが始まりますので、
ご依頼される方の意思や目的が固まってから
初めてリーディングをしていきます。
・・・とはいえ、オーダー内容を拝見するうちに
視えてくる石や宝石も多く、会話をしながら
必要な石ばかり視えている事もあります^^;
これらは正式なオーダーをいただいてから
改めて調べたり、リーディングで再確認をして
正式に使用する石をお伝えさせていただく形になります。
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今回は自分自身の過去世と今世の乗り越える課題を知る流れになったSさんでしたが
ピアスのご相談をお聞きした際、
過去世のSさんが付けられていた宝石が必要なのだと察しました。
Sさんの過去世の姿が視えた時(霊気講座中だったのですが^^;)
とても印象に残っているアクセサリーがあったのです。
アチューンメント中にチラチラ視える主張の強い色の宝石を
眺めていました^^;
過去世のSさんの装いが全体的に豪華で
耳飾り(ピアス)全体がぼんやりとしか視えませんでしたが
色やおおよその形はその時に視えていたものがありました。
香穂さんの過去世鑑定を受けられたあと、
Sさんには数年後に成し遂げたい目標があることと、
過去世Sさんからのメッセージも関係しておりましたので
今回はSさんの過去世で大事にされていたピアスを
再現するという事になりました。
後で知ったのですが、
今はファッション感覚でつけてる方が多いピアスは
古代エジプト時代の遺跡からも発掘され、
当時は「邪悪なものから身を守る魔除け」としてつける事が多かったんですね。
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・・・実は過去世で付けられていたアクセサリーを制作するのは
私自身は初めてではありません。
ただ・・・作ろうとして作ったのではなく
「なんとなく視えたデザイン通り作ったら、
その人が過去世で付けていた物とそっくりだった」
という感じでしたので..^^;
しかも納品が終わり、しばらく経った後に判明した事が多く、
過去のブログ記事に追記しないままでした。
ご本人にお伝えできれば、
ブログ記事にしなくても良いかなと思っていたもので^^;
今回はSさんから記事掲載を快く承諾いただけましたので
記事にさせていただきました。
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過去世のSさんはとても高貴な地位だったため、
身につけてらしたピアスも宝石も大きいものでした。
今回はそのピアスを再現する事になりましたが
難しいのはご予算です。
今のSさんは地位も立場も全く違う生活をしております。
ご予算内で収まるか問題と、同様の宝石が見つかるか、
という問題がありました。
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14kgfでもピアスは制作可能ですが
使用するルースのサイズ、形が限定されるため、
今回のような案件で「再現」は厳しくなります。
素材を決める時点でSさんにはずっと「貴金属」という言葉が
頭の中に反響して聞こえていたそうで、
すぐに貴金属加工に決められました。
オーダーをいただいた後、私の方で過去世で視えたピアスの
再現したデザインイメージを2つ制作しました。
一部、(衣装に隠れて)視えなかった部分もありますので
香穂さん過去世鑑定の際にSさんの耳飾りを視てもらうようお願いしました。
そして、視えたイメージのデザイン画が作り上げた後、
香穂さんにもデザイン画の確認をしていただきました^^
デザイン画は2案、制作しました。
過去世のピアスにかなり近いデザインは第一案。
こちらは小さなダイヤモンドを入れたデザインです。
第二案はご予算を抑えたダイヤモンド無しのご提案です。
Sさんはすぐに「第一案」にデザインを決められました。
問題は宝石がリーディングで視えたとしても
それに合った同等のルースが見つかるか、です。
今まで見つからなかった事は幸い無かったのですが、
今回、使用する宝石も実はあまり多く出回っておりません。
その上、見つかっても色が暗いものが多い石で
カットやエネルギーも合わなくてはいけません。
急がれていないとの事と、今回はタイミングよく巡ってきた
宝石の展示会にすぐに出向きました。
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100店舗以上も宝石、石屋さんが出展されているのですが、
3周回っても見つからない...orz
困ったなーって思っていたときに、
ふとあるブースの島が気になり行ってみました。
するとその道沿いの宝石業者さんの中で
理想の形、サイズのルースが見つかりました。
価格、テリ、カット、エネルギーのどれを取っても申し分ありせん。
眺めていると「この宝石のルースはほとんど出ていないんじゃない?」
と、宝石業者さんに言われました^^;
たまたま今回だけ入荷したのだそうで、他ではほとんど入荷できていないか、
採掘量も少ないので途方もない価格になってるとお聞きしました。
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・・・という事で無事に入手したルースを撮影いたしました。
コチラ
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今回、主になる宝石は真紅のアンデシン(コンゴ産)です。

サイズも結構大きく、0.65ct(約6mm×6mm)
スクエアカットでも鋭利なカットではありません。
高さもあり、見事なルースです。

そして過去世で視えた赤い石の2つ目。
ドロップの部分はロードライトガーネット(タンザニア産)です。
この大きさと形も、いろいろ回ってようやく理想の色、形が
1ペアだけ見つかりました。
ガーネットという石はよく出てる宝石なのですが、
こういったリーディングの案件に見合ったルースは少なく、
合う物と出会うと本当にホッとします^^
過去世のSさんは赤い大きな宝石の
ぶら下がったピアスでしたので
ほぼデザイン案に沿ったルースが見つかりました。
そして貴金属加工もいつもの宝石店にお願いをし、
1ヶ月ほどかけて出来上がりました。
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デザインも当時のピアスを再現し、完成しました。
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土台はピンクゴールドにしました。
ここの素材や色は過去世のピアスとは少し違いますが
今のSさんに合いそうな貴金属にしました。

スクエアカットのレッドアンデシン。
ペアシェイプのロードライトガーネット。
高さのあるルースですので、このようなデザインになりました。
ロードライトガーネットは0.7ct(約6.5×5mm)です。
アンデシンはカットを工夫しないと
重く暗い赤色に仕上がってしまう難しい宝石です。
このくらい明るいレッドアンデシンは出回る事が少ないそうです。
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ピアスの形になりましたので、
私の方で宝石に仕上げの術かけなどをし
納品させていただきました^^
Sさんの過去世から持ち越している課題というものは
数年後のSさんの新生活への目標でもあります。
それを成し遂げるのは容易な事ではないと思いますが、
そのために必要な石たちのピアスです。
過去世のSさんが後悔していた事を支えてくれるものに仕上げました。
この先、Sさんが挫折しそうな時や落ち込む時があっても
強く支え、また力を貸してくれるかと思います。
写真だけではわかりずらいのですが、
過去世のSさんが付けられていたサイズも大きい事もあり、
こちらのピアスもかなり大きいサイズに仕上げました。
ルースが今回もスムーズに見つかりホッとしました^^
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出来上がったピアスに
私の方で石に最後の仕上げをした後、
ふと過去世のSさんの姿が視えました。
現れる時はいつも悲壮なほど泣いてばかりで、
今回も泣いていたのですが、喜びの涙でした。
今年の終わりにとても良い物を制作させていただきました^^
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過去世鑑定の関連記事は下記になります。
承諾をいただいて掲載させていただいておりますが
過去世鑑定はその方の持つ魂のルーツや過去の出来事など
今世で抱えている根深い問題の原因を視て探る事でもあります。
今の人生において持ち越された課題や試練も含まれた内容になり、
「個人情報」になります。
ブログ記事にする際は意味がわかる程度の内容のみ掲載しております。
☆過去世鑑定(S様)※香穂さんのブログ記事
☆クンダリーニレイキブースター伝授と過去世(S様)【前編】
☆クンダリーニレイキブースター伝授と過去世(S様)【後編】
2019/12/25(水) | ☆リーディングオーダー制作(貴金属) | トラックバック(0) | コメント(0)